英語は、多くの国で話されています。
オンラインで世界中の講師とレッスンを受けると、英語でも違いがあることに気づきます。
英会話をしていて、「イギリス英語」と「アメリカ英語」の違いは大きいです。
「2つの英語は、どう違うのか?」
「それぞれの特徴はなんなのか?」
イギリス英語とアメリカ英語の違いを紹介します。
イギリス英語とアメリカ英語
英語を公用語としている国は多くあります。
同じ英語でも、国や地域によって微妙な違いがあります。
[aside type=”normal”] イギリス英語やアメリカ英語だけではなく、オーストラリア英語、カナダ英語、インド英語などがあります。 [/aside]
英語は、国によって単語や発音が変わることがあります。
中でも大きいのは、イギリス英語とアメリカ英語。
同じようで、時々違いを感じることがあり、オンライン英会話で世界中の人と話すと、その違いを感じることが多いです。
イギリスとアメリカでは、社会背景や文化の違いなどがあり、微妙に異なります。
英語が違う理由は、イギリスの植民地時代は同じ英語でしたが、アメリカが1776年に独立宣言。
その後は、イギリスは国外から新たな英単語を取り入れ、新たな言語文化ができ、イギリス英語、アメリカ英語が異なっています。
日本の英語はどっち?
日本は、学校でアメリカ英語を学んでいます。
日本の学校教育で学ぶのは、アメリカ英語が一般的です。
学校の教科書などもアメリカ英語で、発音や単語などもアメリカ英語になっています。
日本人には、アメリカ英語が馴染みがあり、より習得しやすいと言えるかもしれません。
映画が好きな方は、イギリス映画やアメリカ英語で異なる部分があります。
「ハリー・ポッター」シリーズは、イギリス英語が楽しめます。
どっちを学ぶかは、興味に合わせて選択するのもいいです。
日本では、アメリカ英語を学習するので、違和感なく学べるのはアメリカ英語です。
イギリス留学やイギリスで生活したい方は、イギリス英語を学ぶといいです。
また、イギリスのフォーマル英語は国際会議のような場で使われることも多いです。
イギリス英語の特徴
イギリス英語とアメリカ英語の大きな違いの一つが発音。
特に、rの発音は異なっています。
イギリス英語では、後に母音が続かない「r」は、基本的に発音されません。
例えば、waterをイギリスでは「ウォター」と発音し、アメリカ英語では「ウォラー」のように発音します。
また、イギリス英語は子音をはっきり発音します。
イギリス英語は、単語を区切るように聞こえることが多く、アメリカ英語は区切らず流れるように聞こえます。
個人的には、イギリス英語は聞き取りやすく感じます。
ただ、イギリス英語は地域による発音の違い、訛りがあり、エリアによって異なることがあります。
[aside type=”normal”] イギリス英語が主に使用されている国:イギリス・オーストラリア、ニュージーランド [/aside]
イギリス英語はかっこいいという方も多く、イギリス英語を学んでいる方もいます。
オンライン英会話にはイギリス人講師もたくさんいます。
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アメリカ英語の特徴
アメリカ英語は、イギリス英語に比べ「r」をはっきり発音します。
アメリカ人と話すと、「r」舌を巻いているような印象を受けます。
例えば、better はアメリカなら「ベラー」、イギリスなら「ベター」のように聞こえます。
また、アメリカ英語は、単語の間をつなげて発音することがあります。
単語の間をつなげることをリンキングといい、単語の末尾の音とその直後の単語の頭の音がつながって違う発音になることがあります。
この場合は、ある程度慣れが必要ですが、ネイティブキャンプでは、リンキンサウンドが学べる発音の教材もあります。
[aside type=”normal”]アメリカ英語が主に使用されている国:アメリカ・カナダ・フィリピン[/aside]
イギリス英語とアメリカ英語の違いは?
イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いで、大きいのは発音です。
特に、英会話では発音の違いを感じやすいです。
違いを感じる発音
- rの発音
- tの発音
- aの発音
- oの発音
発音の違いはたくさんあり、実際にレッスンなどで聞いて感じるのが早いです。
YouTube動画などでも解説しているものを参考にするのもありです。
例えば、イギリス英語では a をアと発音し、アメリカ英語では a をエとアの中間のような音(ae)のような発音になります。
有名なのは、tomatoです。
イギリス英語なら「トマート」、アメリカ英語では「トメーロ」のような感じになります。
また、イギリス英語ではoをそのまま「オ」と発音し、アメリカ英語では「ア」に近い発音になります。
(例)hot
イギリスでは「ホット」
アメリカでは「ハット」
イギリス英語では、母音の間の「t」をはっきりと発音したりなど、いろいろな違いがあるので、実際に話して感じてみてください。
時間の表現
時間の表記もイギリスとアメリカで異なります。
アメリカ英語では、基本的に時間と分の数字を並べて表記します。
8時15分の場合は、アメリカ英語 eight fifteen
イギリス英語では、8時から15分過ぎたと(8時から15分(1/4時間)が過ぎた)いう感覚で時間を表すことが多いです。
8時15分の場合は、イギリス英語 quarter past eight
30分の時は、イギリス英語ではhalfを使用します。
6時30分の場合
- イギリス英語 half past six
- アメリカ英語 six thirty
(6時から30分(1/2時間)が過ぎた)
45分は、イギリス英語ではhalfを使用します。
3時45分の場合
- イギリス英語 quarter to four
- アメリカ英語 three forty-five
(3時まであと1/4時間(15分)
アメリカ英語とイギリス英語では、時間の表示が異なりますので注意してください。
私は、アメリカ英語に慣れているので、イギリス英語を聞くと時々混乱します。
意味・スペルの違い
単語の表記・スペル・意味の違いもあります。
英会話では、意味の違いで混乱することがありますので注意が必要です。
まずは、スペルが異なるケース。
例えば、中心 という単語
- イギリス英語 centre
- アメリカ英語 center
イギリス英語とアメリカ英語では、スペル自体が異なります。
【単語自体が異なるケース】
荷物を表す単語
- イギリス英語 luggage
- アメリカ英語 baggage
同じものを指す場合でも、アメリカとイギリスで異なる単語を用いるものもあります。
サッカー
- イギリス英語 football
- アメリカ英語 soccer
footballは、アメリカではアメフトです。
[aside type=”normal”]他には、イギリス英語では、階数を表すときに、first floor 二階で、一階はground floorと表します。 [/aside]
このようなスペル・意味の違う言葉は多いです。
文法の違い
イギリス英語とアメリカ英語では、英文法や表現にも違いがあります。
中でも大きいのは、「have」と「take」
アメリカ英語では「take」使う場面でも、イギリス英語では「have」を使用することが多いです。
例えば、休憩するの場合
- イギリス英語 have a break
- アメリカ英語 take a break
このように、「have」と「take」の使い方が違います。
私は文法はあまり得意ではないので、細かい解説ができませんが、イギリス英語では現在完了形がよく使われます。
アメリカ英語は、過去形で表される場合が多いです。
まとめ
オンライン英会話で世界中の人と英会話をしていると、国によって英語の違いを感じることがあります。
アレッ!?英語が聞き取れない、英語が通じない、理解されてない。
そんなこともあるかもしれません。
イギリス英語、アメリカ英語以外にも、いろいろな英語があり、オンライン英会話を始めたばかりの方だと、混乱することが多いです。
英語学習を始めたばかりの方は、ある程度国を絞っていくのがいいです。
学習を始めたばかりなら、日本の英語学習のベースになっているアメリカ英語を学ぶのがおすすめです。
アメリカ英語は、学校の学習の延長線上でスムーズです。1から両方学ぶと混乱しやすいので注意してください。
いろいろな国の講師のレッスンを受けると、混乱して学習スピードが遅くなるので、絞った方がいいです。英語の訛りもあるので注意してください。
慣れてきたら、いろいろな国の講師とレッスンして、英語の多様性、語学の奥深さを感じてください
オンライン英会話には世界中に講師がいるので、いろいろな国の講師とレッスンするのも楽しいです。
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オンライン英会話での発音練習方法はこちら
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